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季節感を大切にした、彩も豊かな懐石料理。厳選した栃木の食材の持つ力を生かしながら、先付けから最後の一皿まで料理人が心を込めてお作りいたします。

お料理は年4回、四季に応じて献立が変わります。春の献立は3〜5月、夏の献立は6〜8月、秋は9〜11月、冬の献立は12月〜2月です。

2025年 秋の献立一例
  • 前菜

    茄子 無花果 胡桃酢 人参の胡麻和え 棗の峰岡和え
    茎芋寿司 ヤシオマスの麹焼き 隠元信田巻

    香ばしい胡桃酢で味わう茄子、歯ざわりの良い人参の胡麻和え、滋味深い棗の峰岡和え、とちぎの川魚・ヤシオマスをふっくらと麹焼きにした一品、そして隠元を包み込んだ信田巻など、秋の実りを彩り豊かに盛り合わせました。山間の恵みを、ひと口ごとにお楽しみください。

  • 吸物

    地鶏と鰹節のおだし
    菊花 人参 露生姜

    山間の自然に育まれた野菜と、かつて山鳥を使った汁物が滋養豊かなご馳走とされた背景を踏まえ、鶏肉を用いて丁寧に引いた出汁に鰹節の香りを重ねた吸物をご用意しました。椀種には、ほのかな香りの菊花と、彩り鮮やかな千切り人参を添え、秋を感じさせる、やさしく澄んだ味わいに仕上げております。

  • 果菜盛り

    真鯛 海老 汲み上げ湯波
    葱 蓮根 利休麩 焼き椎茸
    玉葱酢醤油漬け 二十日大根 小蕃茄
    蕪 大根 胡瓜 生姜 山葵 芽紫蘇
    蔵元小田屋もろみ醤油 胡麻酢

  • 蒸物替り

    柚子芋
    つぶし里芋 小柱 里芋餡 柚子佃煮 

    栃木県では、里芋に柚子を加えた味噌を塗り、炭火で香ばしく焼き上げた「いもぐし」が古くから愛されてきました。また、県北部では、「オヒマチ」とよばれる農作業の節目に行われる慰労会で里芋が供されるほか、「もしなし正月」という伝統に従い、お餅の代わりに里芋が食されてきた家々もあります。このように古くから地元に深く根ざした里芋の優しい味わいを蒸してピュレ状にした里芋と味噌の餡を組み合わせ、栃木の「いもぐし」を参考にした一皿をご用意いたしました。柚子皮の佃煮を添えて、お楽しみください。

  • 強肴

    牛蒡と人参の飛龍頭 藻塩
    とちぎゆめポークの胡椒煮と胡麻豆腐 菊菜餡

    「飛竜頭」は戦国時代に伝わった精進料理の一種で、「がんもどき」として馴染み深い料理です。具がふわりと膨らむ様子を「飛ぶ竜の頭」に見立てたとも言われています。豆腐は現在では身近な存在ですが、江戸時代には農民が作ることを禁止させるほどの贅沢品でした。そんな貴重な豆腐に一手間加えた飛龍頭は、特別な日のごちそうとして親しまれていました。今ではなんてことのない料理ですが、季節の野菜を加えて揚げたてアツアツの飛龍頭は、やはり魅力的な一品だと思います。

  • 煮物

    とちぎ和牛のすき焼き仕立て
    小松菜 舞茸 長葱 和辛子

    鍋料理である「すき焼き」の旨味を凝縮した炊合せをご用意いたしました。血統の明確な黒毛和種の子牛を丹精込めて育てた品質の高い「とちぎ和牛」から、脂の甘みが際立つサーロインと、赤身の旨味を愉しめるモモ肉の2種類を、甘さを控えたすき焼き風の味付けで優しく火を通し、炊いた野菜と合わせております。和辛子を添えて、お召し上がりください。

  • かて飯

    ヤシオマスと酢蓮根の御飯

    山里では、田植えや稲の収穫など家族が集う折、祝い事や寄り合いの席で華やかなちらし寿司がふるまわれてきました。その風習を参考に、脂ののったヤシオマスをふっくら炊いたご飯にほぐし入れ、爽やかな酸味と歯ざわりの酢蓮根を合わせた御飯に仕立てました。甘みと彩り豊な具材が広がる、秋ならではの味わいです。

    香の物

    浅漬け 甘藍 胡瓜 蕪 人参

    止椀

    赤みそ汁 なめこ 三ツ葉 山椒

  • 甘味

    栃木県産いちごのシャーベット
    あまたにミルクソース
    南瓜プリン 林檎の飴湯煮

    小菓子

    丁子のボーロ 生姜糖

    胃腸の健康促進や抗菌効果、さらには消化を助けるために古くから漢方薬にも利用される「丁字(クローブ)」を使った焼き菓子をご用意しました。独特の風味がありますが、胃腸を温める「おくすり」代わりとして、食事の締めくくりにお召し上がりください。

不動瀧の食を堪能
別注料理
別注料理は事前のご予約が必須です。ご宿泊予約時の備考欄、またはお電話にてご注文ください。
  • 大田原産A5等級 とちぎ和牛(ステーキorしゃぶしゃぶ)

    1人前150g 5500円(税込)

    「とちぎ和牛」は脂肪融点が19℃と低いため、とても柔らかく風味豊かな美味しさときめ細かい肉質が自慢です。最高ランク(A5)の、口の中でとろける上品な味わいをステーキまたはしゃぶしゃぶでご堪能ください。

  • 八汐鱒(寿司or刺身or焼物)

    1人前 880円(税込)

    栃木の県花「ヤシオツツジ」から名前をつけた「八汐鱒」の味わいは、まさに川漁のサーモンと呼ぶにふさわしい程の脂の乗り。

  • 鮎醤油そば

    1人前 880円(税込)

    喜連川産の鮎を贅沢に使った魚醤の味わい深いラーメンです。

  • 岩魚料理(刺身or焼物)

    1人前 880円(税込)

    澄み切った地下水と赤ワインなどを加えた餌で育てられたクセのない岩魚。春に当館をご利用の際は、ぜひご賞味ください。

  • 鮎料理(ご飯or焼物)

    1人前 880円(税込)

    栃木県喜連川で丁寧に育てられた素晴らしい鮎。若鮎の時期は香り高く上品で子持ちの頃も味わい豊かです。写真はご夕食の御飯を鮎御飯に変更したもの。

  • 鯉料理(刺身or煮付け)

    1人前 880円(税込)

    澄んだ地下水で育った鯉。泥臭さが一切なく、鯛と間違える方もいらっしゃるほど上質な味わい。

  • 鹿刺し

    1人前 880円(税込)

    山間らしい力強い逸品です。大蒜醤油と共にお召し上がりいただきますとまたとないお酒の肴となります。

別注料理は事前のご予約が必須です。ご宿泊予約時の備考欄、またはお電話にてご注文ください。
  • ご夕食・別注料理

  • 至福の朝ごはん

  • こだわりの食材

  • 栃木の酒

  • ご夕食のみのご案内