明治13年創業の片山酒造。東武鉄道「上今市駅」から徒歩で約10分。
JR「下今市駅」から徒歩で約15分。
初代創業者は新潟から出稼ぎで来ていたが、日光連山からの美味しい伏流水に出会い
ここで酒造りを始めたそうです。
地下16mからくみ上げた水はまろやかな味わいと香りを生み出します。
蔵の入り口には明治時代から湧き続けている井戸水があります。
この日は上槽(じょうそう)の準備で、醪(もろみ)を入れる袋を洗っていました。
お酒は一般には流通していなく、年間約20000人の見学者で売り切れてしまいます。
卸販売をしていないので、手間がかけられるとのこと。
築110年の蔵にはタンクが10基。
大きな地震の時も倒れなかったそうです。
1タンクにつき、1500kgのお米と酵母菌、水を入れて約1ヶ月発酵します。
発酵したお米を600もの袋に詰め、4日ほどかけて
自然にお酒が落ちてくるのを待つ「佐瀬式圧搾機」を創業時から採用。
お酒の味を左右する圧力加減。
この工程でなるべく圧力をかけずに搾ることにより余分な雑味が出なくなります。
現在ではこの方法で圧搾している酒造は1割程度だそうです。
この「佐瀬式」しぼりが行われる時には、搾りたてのお酒をその場で試飲することもできます!
年7回ほど。天候などのタイミングにより前日に決定することがほとんどです。
ブログでお知らせしていますので、ご確認ください。
http://nikko-sake.com/
見学について
http://www.kashiwazakari.com/process/index.html
片山酒造(公式HP)
所在地:〒321-1263 栃木県日光市瀬川146-2
TEL:0288-21-0039
駐車場:あり/無料
入場料:無料
見学時間:10:00、11:00、13:00、14:00、15:00(要予約)